
【第3回】
「教えて!先生」コーナーでは、若手施術家がベテラン施術家に、様々な質問・疑問を聞いていきます。
Q. 前回は、姿勢分析器でからだの正面から見るべきポイントを教えてくださいましたが、
他にも見るべきポイントはありますか?


いい質問ですね!
からだの側面(横)からも、見るべきポイントがあります。
耳垂・肩の位置・大腿骨の大転子・膝蓋骨(膝のお皿)の後面・足の外くるぶしの5つです。
姿勢分析をする際、注目して見るべきポイントがいくつかあります。
正面からのポイントを押さえたら、側面も見ていきましょう。
主なポイントは5つです。
- 耳垂(耳たぶの上)
- 前後の左右差に注目します
- 頭の位置、首の傾きに関係します
- 頭痛、首肩こり、めまい、脳疲労に関係します
- 肩(肩峰)の位置
- 肩峰(けんぽう)と呼ばれる部分を見ます
- 巻き肩、怒り肩、猫背などに関係します
- 自律神経、無呼吸症候群、怠惰感、疲れやすさ、睡眠障害などに関係します
- 大腿骨の大転子
- 太ももの上の方にある骨の出っ張りを見ます
- 高さと前後の左右差に注目します
- 猫背、反り腰などに関係します
- 腰痛、股関節痛、膝の痛み、下半身太りなどに関係します
- 膝蓋骨(ひざのお皿)の後面
- 高さと前後の左右差に注目します
- X脚、O脚、扁平足、外反母趾に関係します
- 変形性膝関節症、膝の痛み、OX脚などに関係します
- 足の外くるぶし
- 外くるぶし(外果)のやや前方から上方向への垂直線を基準として、その線上に膝蓋骨後面・大転子・肩峰・耳垂が並んでいるのを正常とみなします
- 後ろから見た傾きに注目します

一般の方も、ご家庭でご自身の姿勢分析をする機会があれば、ぜひ上記の5つに注目してみてください。

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プロの施術家の方には受講をおすすめします!気軽な入門セミナーもありますよ。
まとめ
- からだの側面(横)から見るポイントは、耳垂・肩の位置・大腿骨の大転子・膝蓋骨(膝のお皿)の後面・足の外くるぶし の5つ
- 『ConnectAI カラダ分析士』の講座では、より専門的なプロ向けの解説を知ることができます