「起立性調節障害」は、立ち上がるときにめまいや立ちくらみ、時には失神を引き起こします。
この記事では、起立性調節障害の主要な4タイプの特徴を解説します。
起立性調節障害は個人によって異なる症状を示すことがあるため、適切なケアが重要です。
起立性調節障害の各特徴を知り、ご自身の健康に役立てていきましょう。
教えてくれたのは…
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- 「幹整体院」「きのて整体院」「きっと整体院」代表
- 日本あしづかみ協会 代表
- 柔道整復師
「起立性調節障害」の原因
![倉先生](https://miraiseitai.info/wp-content/uploads/2023/04/79c5c0c055474ca55cb28b21d3ff08c7.png)
起立性調節障害の主な原因は、自律神経の不調です。
自律神経が上手く機能しないと、体内で次のようなことが起こります。
❶起立時(起きるとき・立つとき)、上半身や脳に血液を送り出そうとするが、上手く調整できない
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❷下半身に血液が溜まってしまい、十分な量の血液を脳に送り出すことができない
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その結果
↓ ↓ ↓
脳の血液が減り、めまい・立ちくらみなどの症状が起きる
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![倉先生](https://miraiseitai.info/wp-content/uploads/2023/04/79c5c0c055474ca55cb28b21d3ff08c7.png)
このように「起立性調節障害」は自律神経が上手く機能せず、
十分な量の血液を脳や上半身へ送り出せないために起こります。
実は自律神経とアライメントは深く関連しており、
アライメントの崩れを放置しているとこのような不調に悩まされ続けてしまいます。
「起立性調節障害」の4タイプ
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ご自身の症状は「起立性調節障害」のどのタイプかを知っておきましょう。
正しく知ることで医療機関や専門家に相談しやすくなり、適切なケアが期待できます。
起立直後性低血圧
(きりつ ちょくごせい ていけつあつ)
起立時に血圧が下がり、回復するまでに25秒以上かかる
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体位性頻脈症候群
(たいいせい ひんみゃく しょうこうぐん)
起立時に血圧低下はないが、心拍数が増える
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血管迷走神経性失神
(けっかん めいそう しんけいせい しっしん)
立っているときに突然血圧が下がり、失神する
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遅延性起立性低血圧
(ちえんせい きりつせい ていけつあつ)
起立してから3〜10分のうちに、収縮期血圧(最高血圧)が低下する
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「起立性調節障害」の原因と改善
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次回は「起立性調節障害」のセルフケアについてお話しします。
「起立性調節障害」の悩みを軽減するには、全身のアライメントが整っていなければなりません。
「どこに行っても不調が良くならない…」という方は、アライメントの専門家がいる院で施術・指導を受けるのもおすすめですよ。