筋の再教育(トレーニング)

アライメントを整えた後は「正しい筋トレ」で「筋肉を再教育」しよう

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アライメントを整えた後は「正しい筋トレ」で「筋肉を再教育」しよう

高原先生
高原先生

これまで「アライメントを整えること」の大切さをお話ししてきました。

今回は、“筋の再教育”の話をしましょう。

参考
整体
からだの「アライメント」とは?

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「筋の再教育」とは

筋の再教育…?

初めて聞く言葉です。

編集部
編集部
高原先生
高原先生

骨や内臓などを正しい位置に整列しても、筋肉が弱いとまた崩れてすぐに戻っちゃうんです。

アライメントを整えた後は、正しい筋トレ」をして「正しい筋肉」をつける必要があります。

これを私は、“筋の再教育”と呼んでいます。

"再"というのが気になります。

編集部
編集部


高原先生
高原先生

ほとんどの人は、筋肉を正しく使えていません。

でもアライメントが崩れる前は、きちんと使えていたはずなんです。

そこで、筋肉に「正しい使い方」を思い出させてあげるようトレーニングする。

だから、再教育!


なるほど!

編集部
編集部

「正しく使える筋肉」が「正しい骨格」をキープする

高原先生
高原先生

筋肉に「正しい使い方」を思い出させてあげると、「正しいアライメント」を持続できます。

骨格や内臓など正しい位置をキープできるんです。

整体院に通って

「骨盤矯正をしてもらった」

「腰痛を整えてもらった」

「背骨矯正をしてもらった」

「小顔矯正してもらった」

といった場合、筋肉が弱かったり正しく使えてなかったら

どうなるんでしょう…?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

施術直後の良い状態を維持できないですよね。

なので私は、施術中に「使えていない筋肉」を探して見つけたら、その場で患者さんにトレーニングしてもらいます。

そうすると帰宅後もアライメントが崩れにくくて、痛みのない状態が長持ちするんですよ。

「アライメント+筋トレ」はセットなのですね。

編集部
編集部
高原先生
高原先生

そうなんです!

注意!スポーツジムのトレーナーは「正しい筋トレ」を知らないケースも

からだを整えたらちゃんと筋肉もつけなければですね!

ジムに通ってトレーナーさんに教えてもらうと良さそうですね?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

そう思いますよね…

でも、ジムはおすすめしません!

え、なぜ?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

スポーツジムのトレーナーの多くは、アライメントを見ていません。

なので、アライメントがズレたときもそのまま鍛え続けてしまいます。

するとどこかに不具合が出たり変な癖がついてしまったりして、結局は腰やひざなどを痛めてしまうんです。

なるほど…

骨格がズレたり傾いたりしたままで筋肉をつけたら、

どこかに負担がかかってガタが出そうです…。

編集部
編集部
高原先生
高原先生

はい。

それに、アライメントの正しい知識がないトレーナーが「正しい筋トレ」を指導できるはずがないんです。

なので「筋の再教育」には、スポーツジムはおすすめしません。

とにかく筋肉を鍛えればいい!ってことでもないのですね。

盲点でした…

編集部
編集部
高原先生
高原先生

最近は、YouTubeで動画を見ながら自宅トレーニングをして、ギックリ腰になっちゃって…といった例も増えてます。

からだを動かしたり鍛えたりするのは良いことですが、自己流は常に危険と隣り合わせです。

400個ある「細かな筋肉(インナーマッスル)」を正しく鍛えよう

高原先生
高原先生

ところで、筋肉は全身にいくつあると思いますか?

15個とか20個くらい…?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

正解は、400個です。

400個も⁈

編集部
編集部
高原先生
高原先生

大きい筋肉から小さな筋肉まで、たくさんあるんですよ。

太ももなど直接触れる「大きな筋肉」から体内奥の見えない「小さな筋肉」まで、人体には400個の筋肉がある
高原先生
高原先生

正しく鍛えるには、「400個のうち、どの筋肉が使えているか?」を判断しなきゃいけないんです。

400個一つひとつを意識してトレーニングするのですか?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

そうです。

でもスポーツトレーナーのほとんどは、「アウターマッスル」という外から見える大きい筋肉だけを見ています

フィジカルトレーナーと呼ばれる人たちも、「インナーマッスル」という内側にある小さな筋肉はあまり細かく見えていません。

ちなみに高原先生は、そのインナーマッスルまで細かく見える?

編集部
編集部
高原先生
高原先生

はい。プロスポーツ現場で長年やってきましたし、人体解剖実習にも取り組んできたので熟知してるつもりです。

服を着ている人でも、素早く動いている人でも、インナーマッスルが今どんな動きをしているかが瞬時に見えます。

すごいですね…

透視のようです…

編集部
編集部
高原先生
高原先生

アライメントで位置を正しく整えることも大事。

それを保持できるよう“筋の再教育”も大事。

両方揃ってこそ、腰痛も頭痛もひざ痛も、あらゆる不調が改善していく

ということを今日は覚えておいてください。

はい、勉強になります。

今度はぜひ「正しい筋トレ」の方法を教えてください!

編集部
編集部
高原先生
高原先生

はい、もちろんです!

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