「未来整体研究会」代表理事＆柔道整復師の倉です。
この記事では外反母趾改善の秘訣をお伝えします。
「アライメントって何？」という方はこちらから
外反母趾に悩む人はアライメントが崩れている
外反母趾の症状が出ている患者さんのアライメントは、次のようなケースが多いんですよ。
外反母趾に悩む人のアライメント
- 扁平足：スネの骨に対して足部が内側に倒れている
- X脚：スネの骨と腿の骨がX
- ニーイン・トゥーアウト：ひざが中を向いていて、つま先が外を向いている
- 開張足：中足骨（足の真ん中あたりにある5本の長い骨）と中足骨の間が空いている
自覚のある方は、アライメントが崩れています。
すでに外反母趾に悩んでいらっしゃるか、いずれ外反母趾に悩まされてしまう可能性が…。
まずは、アライメントのゆがみを自覚しよう
外反母趾の原因「無意識の習慣」と「負のループ」
正しくない姿勢が習慣化することで外反母趾になってしまうケースが目立ちます。
外反母趾に悩む人は、次のようなことが習慣になっていませんか？
心当たりのある人は気をつけてくださいね。
外反母趾の原因となる習慣
- 歩くとき、最後に足の親指（母趾）で蹴りすぎる
- 座っているとき、つま先を外側に向けて立てている
- ニーイン・トゥーアウトの立ち姿勢（ひざが中を向いていて、つま先が外を向いている）
上記のような「間違った無意識の習慣・動作」は、外反母趾の原因になってしまいます。
これらの「負のループ」のどこかを遮断しないことには、頭外反母趾は良くなりません。
- 足の親指に負荷をかける歩き方をしない
- 立っているときも座っているときも、つま先を外に向けないように意識する
まずは自分でできることを意識して、「負のループ」を断ち切れるよう改善しましょう。
アライメントを整えて外反母趾を解消
外反母趾の改善には正しい動きが重要ということが、おわかりいただけたでしょうか。
正しい歩き方・座り方・立ち方は、正しいアライメントから。
アライメントを整えることで外反母趾は軽減し、ほとんどの人が良くなっていきます。
アライメントを整える方法は…
アライメントを整える方法
- 「間違った無意識の習慣・動作」に日々気をつける
- 自宅でストレッチする
- アライメントを整えられる整体院で診てもらう
外反母趾の解消ストレッチ「足のグーパー」
では、アライメントを整えて外反母趾を軽減するストレッチをしていきましょう。
「足グー」の体操
1
足を反対側の太ももにのせる。
手で足の親指・人差し指・中指をつけ根から曲げてグーの形をつくり、10 秒間キープ
2
手で足の小指・薬指・中指をつけ根から曲げてグーの形をつくり、10 秒間キープ
3
手で足指のすべてをつけ根から曲げてグーの形をつくり、10 秒間キープ
①〜③をもう一度くり返す
反対側の足も同様に
「足パー」の体操
- 足を反対側の太ももにのせる
- 両手の親指で、足の親指と小指のつけ根を固定する
- 両手の人差し指で、足の親指と小指を外側に開く。10秒間キープ
- 上記をもう一度くり返す
反対側の足も同様に
「グー＆パー」どちらも、座ったままで3分ほどでできます。
1日に何度でも・気づいたときにしてみましょう。
靴ひもを毎回結び直す
靴を履くときは、靴ひもをその都度結び直して履くようにします。
中足骨（足の真ん中あたりにある5本の長い骨）と中足骨をしっかり締めるためです。
アライメントを整えられる整体院でホントの原因を知る
最も確実で効果を感じられるのは、アライメントを整えられる整体院で診てもらうことです。
”外反母趾の本当の原因” がわかれば、何度も繰り返す痛みを断ち切ることができます。
整体院でのアライメント調整を、生活習慣のなかに入れることをおすすめします！
