普段気づかずにしている「噛み締め」や「食いしばり」は、頭痛・首こり・肩の痛み・顎関節症などの原因となってしまいます。
特にストレスや不安を感じていると、無意識に強く噛み締めがちに…。
この記事では、「噛み締め・食いしばり」を自分でゆるめて改善する方法をご紹介します。
「噛み締めない状態」や「筋肉のほぐし方」を知ることで、頭・首・肩の不調を軽減していきましょう。
噛み締め・食いしばり、頭痛、首・肩こりにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
教えてくれたのは…
- 「幹整体院」「きのて整体院」代表
- 日本あしづかみ協会 代表
- 柔道整復師
噛み締め(食いしばり)の状態とは?
口を閉じたときに上の歯と下の歯が当たっていると、「噛み締め」「食いしばり」の状態です。
「噛み締め」「食いしばり」でない人は、上の歯と下の歯が当たらずに1~2ミリ開いているのが通常です。
- あごが痛む
- あごがカクカク鳴る
- 口を大きく開けられない
このような症状も、噛み締め・食いしばりの可能性があります。
噛み締め(食いしばり)のセルフケア
① 30分に1回、口元を意識する
30分に1回は口元に意識を向け、「噛み締めていないか」を確認しましょう。
「噛み締めていない状態」を1日に何度も意識して、慣れていきましょう。
② 口元の力を抜く
噛み締め・食いしばりに気づいたら口を開けて力を抜き、リラックスしましょう。
③ あごを軽く動かす
1日10回を目安に、あごを動かす運動をしましょう。
①口を1センチほど開けて全身の力を抜き、あごを左右に軽く動かします
②あごを上下に軽く開きます(顎関節症の方は無理しないでください)
③唇を閉じて、唇を巻きこむように鼻の下とあごを伸ばします。上の歯と下の歯は合わせないように。
④ あごの筋肉をゆるめる
あごの筋肉をゆるめていきましょう。
①顏を横に向けて、首筋の筋肉をやさしくほぐす。反対側も同様に。
②こめかみの筋肉をクルクルとやさしくほぐす
③頬の筋肉をクルクルとやさしくほぐす
噛み締めない状態に慣れるまでは、繰り返し意識してケアしましょう。
特に疲れやストレスがたまっているときは、噛み締めが強くなりがちなので注意してください。
繰り返す「噛み締め・食いしばり」にはアライメント調整
噛み締めが強く、頭痛・肩こり・首の痛み・顎関節症を繰り返す人は、アライメントにゆがみがあるケースが目立ちます。
アライメント調整ができる専門家のいる整体院で診てもらうのもおすすめです。
アライメントを整えるだけで、あらゆる不調の根本的改善に近づけますよ!
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からだの「アライメント」とは? - 未来整体メディア
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