日常生活でときどき感じるひざの痛みに困っていませんか?
特に「病院に行ったけど異常がなかった…」という方は、対処に悩んでしまいますよね。
実は意外なことが、ひざの痛みの原因となってしまいます。
この記事では、ひざが痛くなる本当の原因5つをご紹介します。
ひざの痛みでお悩みの方は、心当たりがあるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事はこんな方におすすめ
- 立ち上がるときにひざが痛む
- あぐらをかくときにひざが痛い
- 運動後にひざが痛む
- レントゲンでは異常がなかった
教えてくれたのは…
- 「幹整体院」「きのて整体院」「きっと整体院」代表
- 日本あしづかみ協会 代表
- 柔道整復師
1.足指の力が弱い
意外かもしれませんが、足指の力とひざの痛みは関連しています。
地面と接する足指の力が弱いと、正しい姿勢を保てません。
すると全身のバランスを崩し、ひざへの負担が多くなり、痛みが出ます。
起立時にかかとに体重が乗りがちな人は、足指の力が弱まっているサインです。
足指の力の弱さが、ひざの痛みの本当の原因かもしれません!
「5本の指とかかとを使って、足裏全体でしっかり立つ」が基本です。
足指の強化に
2.扁平足や外反母趾など、足に問題がある
外反扁平足や外反母趾、開張足、内反小指、浮指などの足部の問題も、ひざの痛みに関連します。
扁平足の人は、歩行時に地面からの衝撃を上手く吸収できず、ひざへの負担がかかりがちです。
ひざへの衝撃でひざが変形したり痛みを招いたりしてしまいます。
外反母趾などで足指が曲がっている方も、足裏全体で上手く衝撃を吸収できないため、ひざの痛みを引き起こします。
扁平足や外反母趾のある人は、足の問題がひざの痛みの本当の原因かもしれません。
3.ねんざなどケガをしたことがある
過去にねんざや骨折などで足にケガをしたことのある人は、意外にもそれがひざの痛みの原因になっている可能性があります。
足部に「ゆがみ」が残っていて、関節の動きを制限している可能性があるためです。
ケガをしたときに足のアライメントが微妙にずれてしまったがそのままにしていたため、時間が経ってからひざが痛む…というケースが多いです。
「そういえば昔、足をひねったことがある…」など心当たりがあり、現在ひざの痛みに悩んでいる人は、
アライメントの専門家のもとで一度診てもらうのがおすすめです。
足のアライメントとは
5.体重の急激な増加
「最近、ひざが痛み出した…」という人は、ここ何年かで体重が急激に増加していませんか?
体重の急激な増加はひざの痛みの原因となります。
ひざへの負担を減らすには、太りすぎないように適正体重を保つこと。
そして、下肢に筋力をつけることが重要です。
下肢に正しく筋力をつけるには、アライメントの専門家のもとでのトレーニングをおすすめします。
自己流や間違った筋トレをすると、ひざの痛みを悪化させてしまうことになりかねません。
また、「中高年で足がむくんでいる人は、ひざが痛くなりやすい」という傾向もあります。
足のむくみにも注意しましょう。
ひざの痛みを改善するには?
ひざが痛くなってしまう原因5つをご紹介しました。
心当たりはありましたか?
原因に気づいたら、適切な対策をとっていきましょう。
痛みの改善には、
- 専門家に頼る
- 普段のセルフケア
両方が大切です。
次回は「ひざの痛みを改善するためにやると良いこと」をご紹介します。
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