「未来整体研究会」代表理事&柔道整復師の倉です。
ひざの痛みを起こすものには、
- 変形性膝関節症
- 棚障害
- 半月板損傷
- 靭帯損傷
など、いろいろあります。あなたはどんなひざの痛みでしょうか?
私の整体院には、次のような方がたくさんいらっしゃいます。
- レントゲンを撮っても異常がなく、整形外科の先生に「様子を見てください」と言われている方
- ひざ関節周りに骨か軟部組織の問題があり、病院の先生に「リハビリしてください」「プールでウォーキングしてください」と言われたがどうして良いかわからない方
- 何をしても良くならず、何をすれば良いかわからない方
上記のような方でも、アライメントを整えることで、ほとんどの痛みは軽減します。
- ひざの痛みを起こしてしまう習慣
- アライメントを整える方法
を正しく知って、繰り返す痛みから解放されましょう!
この記事では、ひざの痛み改善の秘訣をお伝えします。
「アライメントって何?」という方はこちらから
セルフチェック|あなたはひざの痛み予備軍?
まずは、セルフチェックをしてみましょう!
次の項目にひとつでも当てはまる方は、すでにひざの痛みが出ているか、将来的にひざに痛みが出る可能性があります。
あなたはひざの痛み予備軍?
- 靴底の減り:左右で差がある
- 靴底のかかと:外側より内側が減っている
- 巻き爪
- 外反拇趾 or 偏平足の傾向がある
- 足指で「グーパー」が上手くできない
- 足指をぎゅっと握るように縮めたとき:握りが弱い
- しゃがむとき:両ひざの内側がついてしまう
上記の症状が出ている原因は「アライメントの崩れ」です。
アライメントが崩れる → 左右のバランスが悪くなる→ ひざの痛みが生じる
と、連鎖します。
ひざ痛に悩む人はアライメントが崩れている
フットアライメントの記事でも書きましたが、 痛みの原因はひざ関節だけでなく、
- 足部のアライメント
- 股関節のアライメント
にも問題があるかもしれません。
ひざ痛の原因「無意識の習慣」と「負のループ」
ひざ痛の原因は、「過剰な運動」や「衝撃」など様々ありますが、
正しくない姿勢や使い方が習慣化することでひざを痛めるケースも目立ちます。
ひざ痛に悩む人は、次のようなことが習慣になっていませんか?
心当たりのある人は気をつけてくださいね。
ひざ痛の原因となる習慣
- 左右のバランスの悪い体勢を長時間続ける
- 正しくない立ち方
- 正しくない座り方
- 正しくない歩き方
- ひざ痛を回避するためのさらにゆがんだ動き・姿勢
上記のような「無意識の習慣」は、ひざ痛の原因になってしまいます。
これらの「負のループ」のどこかを遮断しないことには、慢性的なひざの痛みはいつまでたっても良くなりません。
- 立ち方
- 歩き方
- 座り方
- 靴を見直す
- 荷物は左右均等に持つ
まずは自分でできることを意識して、「負のループ」を断ち切れるよう改善しましょう。
アライメントを整えて腰痛を解消しよう
アライメントを整える方法は…
アライメントを整える方法
- アライメントを整えられる整体院で診てもらう
- 「無意識の習慣」に日々気をつける
- 自宅でセルフケアをする
ひざの痛みを軽減するセルフケア「足指体操」
では、アライメントを整えてひざ痛の軽減につながるセルフケアをしていきましょう。
足指ゆらゆら
- 足を反対側の太ももにのせる
- 小指と親指のつけ根あたりを手で持つ
- 手を前後に交互に30 回ゆらし、足指のつけ根をほぐす
- 反対側の足も同様に
足指ほぐし
- 足の指を1本、手で持つ
- 足指1本につき5 回ずつ、ゆらしたり回したりしてほぐす
- 反対側の足も同様に
簡単な動きですが、全身のアライメントを整えるための重要な体操です。
足が整うと良い姿勢を保ちやすくなり、痛みが起きにくくなります。
特に、セルフチェックで足指の「グーパー」ができなかった方は必須です。
座ったままでできるので、1日に何度でも・気づいたときにしてみましょう。
最も確実で効果を感じられるのは、アライメントを整えられる整体院で診てもらうことです。
あなたのひざ痛の本当の原因は、骨盤や足元のゆがみかもしれません。
”ひざ痛の本当の原因” がわかれば、何度も繰り返す不調・痛みを断ち切ることができます。