日常生活にも支障が出るツラい慢性腰痛。
「なかなか改善しない…」と困っていませんか?
繰り返してしまう根本原因は姿勢の悪さ(=アライメントのゆがみ)ですが、それには意外な生活習慣が影響しているかも。
この記事では、「慢性腰痛が良くならない原因となるNG習慣」を7つご紹介します。
気づかずにやってしまうNG習慣を知って、丈夫な腰を取り戻すヒントを見つけていきましょう。
慢性腰痛でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
教えてくれたのは…

- 「幹整体院」「きのて整体院」代表
- 日本あしづかみ協会 代表
- 柔道整復師

長期間にわたる悪いクセ・習慣がアライメントをゆがめ、慢性腰痛を引き起こします。
NG習慣を知ることで、痛みの原因を減らしていきましょう!
NG1|水をあまり飲まない
体内の水分量が不足すると、腰まわりの血流が悪くなり、痛みを感じやすくなってしまいます。
腰痛改善のために今すぐできて効果抜群なのが「水を適量飲むこと」。
からだの水分補給には、「水」が必要です。
ジュースやカフェイン入り飲料で水分を補給している人は、ミネラルウォーターや水道水に変えてみましょう。


「水」を飲む量を増やすだけで痛みや不調がかなり緩和したという人を、私はたくさん見てきました!
1日の水分摂取量の目安は
「体重(kg)×30ml」です。
(例:体重50kgの場合、1,500ml)
こまめに何回かに分けて飲みましょう。
NG2|寝不足が続いている
寝不足で疲労回復ができないと、疲労物質が溜まって痛みを生じます。
また精神的ストレスによる寝不足も血流を悪くしてしまい、筋肉が硬くなり、痛みを生じます。


つい寝不足になってしまう人は、睡眠時間の確保を最優先にしてみましょう。
リラックスできる睡眠環境を整えることも、腰痛改善につながります。
NG3|子どもやパートナーと一緒に寝ている
子どもやパートナーと同じ布団で寝ていると、無意識に寝る体勢を気遣ってしまいますよね。
するとアライメントがゆがんでしまい、腰痛を引き起こしている可能性が。
相手が寝返りをするたびに目覚めたりして寝不足になることも、腰に悪影響を及ぼします。


誰かと一緒に寝ている人は、アライメントが崩れがちです。
話し合って、できるだけ別々の布団で寝る頻度を増やすことを試してみましょう。
NG4|寝具(マットレス・枕)が合っていない
1日の約1/3を占める睡眠時間。
マットが柔らかすぎたり枕が首に合っていなかったりすると、アライメントをゆがめてしまい腰に負担がかかってしまいます。


起床時に痛みを感じる場合は今すぐ、自分に合った枕やマットを探しましょう。
NG5|呼吸が浅い
普段から呼吸が浅い人は、背中やお腹の動きが少ないため腰周辺の筋肉が硬くなり、痛みを生じやすくなります。
また血流の悪さからも、腰の痛みを感じやすい傾向が。
深い呼吸をすることで背中やお腹の筋肉が動かすことができ、血流が良くなり、腰痛の緩和につながります。


深呼吸のポイントは「最初に思いっきり吐き出すこと」。
お腹がペタンコにへこむまで吐いてから、吸うようにしましょう。
NG6|下半身が冷えている
からだは冷えると血流が悪くなります。
すると疲労物質が溜まりやすくなり、腰痛の原因に。
下半身の冷えと慢性腰痛は深く関係しているので、常に暖かくして冷えを今すぐ断ち切りましょう。


ひざ掛けや厚めの靴下を常備しましょう。
秋冬は「湯たんぽ」もおすすめです。
NG7|運動不足 または 運動しすぎ
運動不足になると、腰まわりの筋肉が硬くなって血流が滞り、痛みを感じやすくなります。
しかし運動をしすぎても、筋肉や関節に負荷がかかり、アライメントがゆがむなどして痛みを生じます。
運動は無理なく適度に。


腰痛の症状(アライメントの状態)に応じたエクササイズを取り入れてみましょう。
アライメント専門家のいる整体院で指導を受けられますよ。
【慢性腰痛】根本原因はアライメントのゆがみ
上記の7つは全て、慢性腰痛の改善を遅らせてしまうNG習慣です。
その他にも気をつけたいNG…
- 長時間同じ姿勢を続ける(運転やデスクワーク)
- 長時間左右どちらかに偏って体重を掛ける

できることから一つひとつ改善して、痛みの原因を減らしていきましょう。
日頃のセルフケアを大切にしつつ、アライメント調整を定期的に受けることで根本改善できますよ!
慢性腰痛の根本原因は、アライメントのゆがみです。
アライメントの専門家がいる整体院では…
- アライメントのゆがみを調整して可動域を確保します
- 良い姿勢を指導します
- 良い姿勢の保持の仕方を指導します
痛みが強い場合は、最新加圧マシーンによる血流改善や特殊電気治療が受けられます。