- スポーツでのケガが多い
- 気をつけているのにトレーニングで痛めてしまう
- 改善してもパフォーマンスがなかなか良くならない
このような悩みを抱えているスポーツ選手・アスリートの方は、アライメントのゆがみがあるかもしれません。
「アライメントのゆがみを整えたら、パフォーマンスが劇的に上がってケガも激減した!」
そんな事例を私はたくさん見てきました。
この記事では、スポーツのパフォーマンスとケガ、アライメントの関係を簡単に解説します。
「アライメントって何?」という方は、こちらを先にご覧ください。
アライメントが整うとスポーツパフォーマンスは上がる
アライメントとスポーツのパフォーマンスは、密接に関係しています。
姿勢のズレ(=アライメント)がアスリートの勝敗を左右
例えば、オリンピック競技「重量挙げ」の場合。
約50〜100kgのバーベルを持ち上げるために、トップアスリートは細かなアライメント調整をしています。
勝敗を左右するのはパワー・テクニック・スピード・タイミングだけでなく、姿勢やバランス(=アライメント)がとても重要だからです。
姿勢が1ミリでもズレてしまうと自己最高のパフォーマンスが出せないだけでなく、からだを痛めてしまいます。
「からだの動きのズレ」がないようトレーニングしてきた武井壮さん
また様々なスポーツで記録を出し、現在はタレント活動もしている自称「百獣の王」武井壮さん。
武井壮さんは、十種競技をはじめてわずか2年半で日本一となりました。
スポーツ万能な彼の有名なエピソードに、子どもの頃から「目をつぶっても正確なフォーム・動きができるか」を訓練していたというのがあります。
「自分がイメージしている動き」と「実際のからだの動き」にズレが生じていないのかが大切なのだそうです。
(己のからだを思い通りに操ることを目的とする独自理論「パーフェクトボディコントロール」)
これは、どんなスポーツをするにも、アライメントにゆがみがなく整っていることが基本かつ最重要ということをおっしゃっていると考えられます。
陸上競技でメダルをいくつも獲得している武井壮さんは、かなり早い段階からアライメントの重要さを理解して実践されていたのでしょう。
私自身も学生時代はサッカーをしていてケガで苦労してきましたが、
「アライメントのことを知っていれば…」と思うことがあります。
アライメント調整でパフォーマンスを最大限に引き出す
スポーツのパフォーマンスにおいて、アライメントはとても重要なんです。
アライメントを整えるだけで、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
アライメント調整をすると、スポーツにおいて次のようなことが期待できます。
- スピード・瞬発力の向上
- 柔軟性の向上
- 持久力の向上
- パワー増加
- フォームの乱れの改善
- からだの軸がブレなくなる
- ケガやスポーツ障害の頻度が減る
- 少ないエネルギーでスピードとパワーが出る
- 運動を続けても疲れにくい・持久力がある
アスリートにとっての理想の状態へ、最速で近づけるように。
逆に言えば、アライメントのゆがみはパフォーマンスの低下に直結します。
スポーツにおけるアライメントの重要性
アライメントとは、積み木のようなイメージ。
アライメントが整っているからだでは、一箇所に負荷がかかりすぎることはありません。
一方、アライメントがゆがんでいると、崩れたバランスを不自然にカバーしようとしてどこかに余計な負荷がかかります。
すると、アライメントがズレている箇所の関節や筋肉は硬くなり、痛めてしまいます。
アライメントがゆがんだまま運動をすると、関節や筋肉を激しく痛める原因になります。
アライメント調整がもたらすスポーツ障害・ケガの予防
「運動しすぎて痛めてしまった」などの不調(事故ではないもの)は、全てアライメントのゆがみが原因です!
アライメント調整をすると、スポーツで起こりがちなやケガ・障害も予防できます。
予防できるケガ・障害の例
- 肉離れ
- シンスプリント
- 腰痛
- テニスひじ、ゴルフひじ
- ひざ関節症
アスリートにおすすめのアライメント調整方法
スポーツをする人にとってアライメント調整がいかに重要か、少しわかっていただけたでしょうか。
アライメントをゆがませない基本の予防
アライメントのゆがみを予防するには、基本が大切です。
- ストレッチなどで最低限の可動域を維持する
- 正しいフォームを維持する
- 全身のメンテナンスをこまめに行う
- 基本のストレッチ「足のグーパー」
- 足に合った靴に見直す
アライメント調整の専門家によるメンテナンス
アスリートの場合は激しい動きに対応できる正確な調整が必要なため、スポーツにおけるアライメント調整は専門家にお任せするのがベストです。
自分では気づかないうちに扁平足やO脚気味などになっていると、トレーニングのたびにどこかを痛め続けてしまうことに…。
同じトレーニングをしていてもケガをしやすい人とケガをしにくい人の差は、アライメントのゆがみがあるかないかの差 です。
スポーツを日常的にしている人は、アライメントを正確に診れる専門家によるメンテナンスを優先しましょう。
私の整体院には多くのアスリートが通ってくれていますが、トレーニングへ行く前にアライメントを調整しに寄ってくれます。
そんな習慣ができたら、スポーツパフォーマンスは確実にアップしていきますよ。