気になる股関節の痛み。
「このまま放置していても良いのか…」と心配ですよね。
股関節の痛みの原因と、放っておくとどうなってしまうかを知っておきましょう。
教えてくれたのは…
- 「きっと整体院」院長
- 理学療法士
股関節の痛みを放置すると危険です
股関節の痛みを放置しておくと、次のような状況に陥ってしまいます。
股関節の痛みを放置すると…
- 常に足を引きずって歩行しなければならなくなる
- 歩く気力がなくなる
- 痛みで遠出ができなくなる
- 股関節の手術が必要になる
股関節に痛みがある人は、次のような病気を抱えているケースがあります。
- 変形性股関節症
- リウマチ性股関節症
- 骨頭壊死
- 大腿骨頚部骨折
股関節の痛みは放置せず、整形外科を訪ねることをおすすめします。
気軽にいろいろ相談したい人は、信頼のおける整体院等に行ってみるのも良いでしょう。
股関節の痛みの原因は?
股関節の痛みを引き起こす原因には、次のようなものがあります。
心当たりがないかチェックしてみましょう。
股関節の痛み|原因チェック
- 最近、足を大きく持ち上げるような動作はしましたか?(階段の昇降、授乳、キック、サッカーなど)
- 最近、大股で歩きましたか?
- 最近、片肩に荷物をかけて太ももにバッグなどが当たるような歩き方をしましたか?
- 最近、ポケットに財布などを入れたままで長時間歩きましたか?
股関節の痛みがあるときに気をつけること
症状にもよりますが、股関節の痛みの解消には約3か月必要です。
我慢して無理に動くと、半年〜1年ほどかかってしまう方もいます。
日常では、次のようなことを気をつけて過ごしてください。
習慣の改善を徹底する
上記「原因チェック」で当てはまる行動があれば、今すぐ止めましょう。
習慣を改善しよう
- 階段や運動などでは、足を大きく持ち上げない
- 大股で歩かず、歩幅を小さくする
- 荷物はリュックにして両肩で均等に持つか、バッグなら左右交互に持つ。太ももにぶつけない
- 長時間歩くときは、片側のポケットだけに財布などを入れない
体重を増やさないようにする
体重が重いほど、股関節にかかる負担も増えます。
股関節を守るには、太りすぎないようにすること、体重が軽いことも大切。
ただし筋肉が少ないと股関節に荷重がかかるので、減量時は筋肉を減らさないようにしましょう。
痛みを感じる動きは控える
どのような動きをすると痛みを感じるかを自覚し、その動きは控えるようにしましょう。
激痛がある場合は、テーピングや股関節用サポーターが必要です。
専門家または病院で相談してください。