「未来整体研究会」代表理事&柔道整復師の倉です。
からだを整えるためのアドバイスを年代別にご紹介。
70代以上編です。
70代は、歩行速度が落ちないよう意識しよう
イギリスで行われた47万4919人の調査データを解析した研究では、次のようなことが明らかになりました。
「歩行速度が 速い 」と自己申告した人の推定寿命
男性 | 85.2~86.8歳 |
女性 | 86.7~87.8歳 |
「歩行速度が 遅い 」と自己申告した人の推定寿命
男性 | 64.8歳 |
女性 | 72.4歳 |
歩くスピードが違うと、推定寿命はこんなにも違うのですか⁈
驚きですよね!
普段から歩くスピードの速い人のほうが、男性で約20歳、女性で約15歳も推定寿命が長い。
肥満度や握力などよりも、歩行速度が密接に寿命に関係しているんです。
70代は足腰が衰えてくるので、歩行速度を落とさないように意識する必要があるんですよ。
70代は、筋肉や関節が固まらないよう整体を習慣に
さらに70代になると一般的に、60代に比べて体力や視力も衰えてくるため、長距離移動が少なくなる傾向にあります。
運転も近場中心になってきます。
するとますますからだや関節の動く範囲が狭くなり、それに伴い筋力発揮も衰えていきます。
かと言って、激しい運動や長時間の運動は難しいですよね。
関節が固まらないよう関節の可動域を整体で維持し、筋力発揮を衰えないようにし、歩行速度の維持を意識することをお勧めします。
こちらの記事「60代以上向けアドバイス」も参考にしてくださいね。
- 20人に1人がうつになるので、セロトニンの分泌を意識する行動
- 毎月整体でからだを整える習慣をつける
「イキイキ100歳!」に向けて、アライメントを整えることからスタートしましょう。