【40代向け】治療家直伝！からだを整えるためのアドバイス

40代は筋肉の急速な衰えを自覚しよう

40代になると、からだの中で最も大きく強い筋肉である大腿四頭筋（だいたいしとうきん）が急速に衰えます。

大腿四頭筋（だいたいしとうきん）は、下半身を支える筋肉です。

そのため40代では下半身の衰えを自覚し、スクワットや階段の昇り降りなどに意識的に取り組み、鍛えることをおすすめします。

理想的な上半身と下半身

40代の理想的なからだは、30代と同様で次のような状態です。

あなたは軽々とできますか？

以前よりキツく感じるかもしれません。チェックしてみましょう。

40代の理想的な上半身

40代の理想的な下半身

40代から急速に増える病に注意

40代になると、これまでは無関係に感じていたような病がグッと身近になります。

40代からは、次のような病が急速に増えます。

糖尿病

「糖尿病ネットワーク」は、40代から急速に増える糖尿病 【国民健康・栄養調査2】 という記事を挙げています。

糖尿病は40歳を過ぎると増えはじめる。

40歳代でも男性の15.9%、女性の15.2%が有病者か予備群だ。

https://dm-net.co.jp/calendar/2011/016459.php

糖尿病の恐さは、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行している点にある。

血糖値が高い状態が慢性的に続くと、動脈硬化が早期から進行し、血液の糖化により微小な血管を傷つけられ、網膜症、腎症、神経障害などのさまざまな合併症があらわれる。

https://dm-net.co.jp/calendar/2011/016459.php

虚血性心疾患・脳血管疾患

厚生労働省「平成29年 患者調査」によると、 40代から虚血性心疾患や脳血管疾患が増えています。

虚血性心疾患とは、動脈硬化や血栓で心臓の血管が狭くなり、心臓に酸素・栄養がいきわたらず、運動やストレスで前胸部などに痛み（心臓の痛み）、圧迫感といった症状を生じる状態です。

https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/ischemic-heart-disease/

一般的には運動中や、強いストレスがかかった時に、前胸部、時に左腕や背中に痛み、圧迫感を生じます。

前兆なく発症し突然死を引き起こすこともあります。

https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/disease/ischemic-heart-disease/

脳血管疾患とは、脳の血管のトラブルによって、脳細胞が破壊される病気の総称です。

おもな脳血管疾患には「出血性脳血管疾患」と「虚血性脳血管疾患」の2つのタイプがあり、これらは「脳卒中」とも呼ばれています。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat450/sb4502/p012/

脳血管疾患は突然死を招く恐ろしい病気で、かつては日本人の死因第1位を占める病気でした。

近年、医療の進歩などによって死亡率は減ったものの依然として高く、「がん」「心疾患」「肺炎」とともに上位を占めています。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat450/sb4502/p012/

40代は腸内環境を意識して食事しよう

40代は、基礎代謝の低下により、太りやすく痩せにくいからだになっていきます。

健康を保つためには、「何を食べるか」を意識することも重要です。

腸内環境を整える食事を行い、デトックスによってキレイな血管・血液である必要があります。

• 発酵食品（生野菜・お刺身など）
• 水溶性食物繊維（海藻類・トロトロネバネバの食べものなど）

を多く食べるようにしましょう。

また、よく噛むことで消化が良くなり、デトックスにもつながります。

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